人気ストリーマー・布団ちゃんがビッグエコーの一室から、ライブ配信サービスTwitchで生配信を行って炎上しました。
所属していたeスポーツチームVARRELは翌21日に「コンプライアンス違反」として契約を即日解除し、Twitchアカウントも凍結処分となりました。
今回の迷惑行為で賠償金はいくらになるのでしょうか？
本記事では、布団ちゃんが起こした迷惑行為の賠償金はいくらぐらいになるのか、過去の事例と比較したいと思います。
布団ちゃんが払う賠償金
- グラスを割るなどの行為
- 下半身を露出し、カラオケ店のメニュー表を使って陰部を隠す・あてるような行為
布団ちゃんがビッグエコーでの炎上事件に関する賠償金について、現時点で具体的な金額の公表はありません。
ただし、店舗の備品破損や業務妨害や店の信用毀損に対する損害賠償請求の可能性が指摘されており、カラオケ店側の厳正な対応と損害賠償請求は十分に予想されます。
賠償金の額は以下の要素で決まる可能性があります。
- 破損した物品の修理・交換費用
- 迷惑行為により失われた営業機会や営業損失
- 店舗の信用毀損に対する慰謝料的要素
- 威力業務妨害や公然わいせつなど法的リスクが加味された場合の追加損害や罰則
過去の同様の事件や企業の対応事例から、数十万円から数百万円規模の賠償請求となることも考えられますが、正確な賠償額は今後の調査結果や交渉と法的手続き次第です。
ビックエコーへの賠償
グラス1〜2個の破損なら数千円程度ですが、配信映像が拡散して「迷惑行為のあった店舗」として風評被害が生じた場合、営業妨害・ブランド毀損 として数十万円規模の請求が考えられます。
今回は「全国チェーンのブランド毀損」が論点になるため、30万円〜500万円程度の範囲で請求される可能性が十分にあります。
所属事務所・スポンサーからの賠償
布団ちゃんはeスポーツチームVARRELに所属していましたが、事件後に契約解除となり、この場合は契約違反（コンプライアンス違反）による違約金が発生する可能性があります。
ストリーマー・タレント契約では「社会的信用を損なう行為をした場合、損害賠償を請求できる」と定められており、チームやスポンサーが企業案件を失った場合は、100万円〜1000万円程度請求される可能性があります。
これらを合わせると布団ちゃんが払う賠償額は、合計130万〜1500万円程度になると思われます。
しょうきただし示談次第では、和解金で数十万円〜数百万円に落ち着くケースが多いです。
過去にあった事例の比較
配信者などが店舗で迷惑行為を行った過去の賠償金事例としては、特に回転寿司チェーン「スシロー」での事件が有名です。
2023年にスシローの店舗で客の少年が醤油差しや湯呑みを舐める迷惑行為を行い、その動画がSNSで拡散された事件で、スシローは約6700万円の損害賠償を大阪地裁に請求しています。（後に和解）
他の飲食店の迷惑行為の賠償請求事例
- アミューズメント施設で配信者が同カラオケ店内グラスに放尿・それを飲む等の行為を生配信（賠償額は不明）
- 蕎麦屋のバイトテロによる不衛生行為で約200万円の和解が成立
このように店舗での迷惑行為に対する損害賠償額は、行為の種類や被害の規模、信用毀損の程度により大きく異なりますが、数百万円から数千万円規模になることもあります。
しょうき布団ちゃんのビッグエコー事件も同様に、物品の破損や営業損失、信用毀損などを踏まえた損害賠償請求がなされる可能性が高く、場合によっては数百万円以上に達する可能性があります。
まとめ
今回は、布団ちゃんが起こした迷惑行為の賠償金はいくらぐらいになるのか、過去の事例と比較してみました。
この炎上事件は「ストリーマーによるリアルイベント配信」のモラルやコンプライアンス意識について、業界全体に衝撃を与えるものとなりました。
布団ちゃんが今後どのような行動をするのか注目です。
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