日清カップヌードルと、あの伝説的アニメ『チャージマン研!』がまさかのコラボ!
新CM「カップヌードル『チャージマン研!魔改造篇』」が放送されていて、ファンの間では「まさかあの回をネタにするとは…!」と大きな話題になっています。

まぁ、あからさまなポストでネタバレしてたしねw
CMではジュラル星人によってボルガ博士が「魔改造もつ鍋醤油人間」にされてしまうという衝撃の展開。
元ネタを知っている人はニヤリ、知らない人は「何これ!?」と驚く内容になっています。
ということで今回は、CMの元ネタとなった名エピソード第35話「頭の中にダイナマイト」を解説したいと思います。
それでは、チャー研の世界へ…チャージングGO!
『チャージマン研!』ってどんな作品?


1970年代に放送されたSFヒーローアニメ。主人公・泉研が、地球を狙うジュラル星人と戦うのが基本ストーリーです。
とにかく作画や展開が独特で、セリフ回しも強烈。
その「ツッコミどころ満載さ」から、今ではカルト的人気を誇っています。
▼『チャージマン研』を詳しく紹介している記事はコチラ


第35話「頭の中にダイナマイト」あらすじ
この回は特にファンから「伝説」と言われるほどインパクトが強い話です。
平和な日常シーンから始まり、研たちは西ドイツの科学者・ボルガ博士と出会います。


博士は東京湾の海上工業都市の設計者。
しかし彼はジュラル星人に拉致され、「頭の中にダイナマイト」を仕込まれた“人間ロボット”に改造されてしまいます。
目的は、レセプションに集まる学者たちを一網打尽にすること。
会場に現れたボルガ博士を偽物と見抜いた研は、必死に警告します。


「そうか、頭の中に爆弾が!」
研がその超人的な聴覚で博士が人間では無いことを見抜きました。
「あなたは殺されたんです。その頭の中に爆弾を仕掛けられて…!」と真実を突きつけますが、博士の意思はもう奪われています。


最後、研は苦渋の決断を下し「ボルガ博士、お許しください!」と叫びながら、博士をジュラル星人の戦艦に投げ飛ばすのです。




爆発、そしてチャージマン研の「可哀想なボルガ博士」で物語は幕を閉じます。
子供向けアニメにしてはあまりに救いがなく、後味の強烈さも相まって、視聴者の記憶に深く残るエピソードとなりました。



まさに『チャー研』を代表する回です。
CMでのパロディと元ネタ
今回のカップヌードルCMは、この「頭の中にダイナマイト」を大胆にパロディ化しています。
「その頭の中に爆弾を仕掛けられて…」のセリフが「その頭の中にニンニクとニラをぶち込まれて…」になっていたりと、細部まで元ネタの空気を拾っていて、ファンなら思わずクスッとしてしまうはずです。



そもそも「魔改造もつ鍋しょうゆ人間」ってなんだよ(笑)
ちなみに最後に出てきた「ウメエ”エーイ」は、第4話の『謎の美少年』に出てくるワンシーン。
この回もチャー研の代名詞な回ですので見て欲しいです。
あとがき


ということで今回は、チャージマン研とカップヌードルのコラボCMの元ネタ第35話「頭の中にダイナマイト」の解説をしました。
「頭の中にダイナマイト」は、ヒーローアニメでありながら主人公が犠牲を生むという異例の展開で、視聴者に強烈な印象を残したエピソードです。
今回のコラボCMは、そのインパクトをユーモアに変換して蘇らせた好例といえるでしょう。
CMをきっかけに『チャージマン研!』を知った人も、ぜひ第35話を観てみてください。



カップヌードルを食べながら鑑賞すると、
あの衝撃がより味わい深くなるかもしれませんよ。
てなわけで、以上しょうきでした✨
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