2025年10月15日、埼玉県鶴ヶ島市の老人ホームで入所者の女性2人が死亡した事件が発生しました。
逮捕されたのは、元施設職員の木村斗哉(きむら とうや)容疑者でした。
本記事は、今回の事件の詳細と木村斗哉の経歴・生い立ち等を解説したいと思います。
木村斗哉の犯行当日の詳細

- 日時:2025年10月15日未明(午前5時前に通報あり)
- 場所:埼玉県鶴ヶ島市の老人ホーム
- 被害者:入所者の女性2人(それぞれ4階・5階の部屋のベッドで発見)
- 発見状況:それぞれ「頭から血を流して倒れている」状態で発見・通報。病院搬送されたが死亡が確認された
- 加害者:元職員で無職の木村斗哉容疑者(22)
- 逮捕後の供述:「首を絞めてナイフで刺した」との供述があると報じられている一方で、「2人に恨みはなかった」と供述しているとの報道もある
- 容疑者の移動:容疑者は自宅から自転車で施設に向かったとの報道あり
被害者は2人とも窒息死とみられることも判明したと同時に刃物によるとみられる刺し傷などもあり、県警は強い殺意があったとみて調べています。
捜査関係者によると木村容疑者は、「ベッドで寝ている被害者の首を絞めナイフで胸のあたりを刺した」「首を絞めナイフで胸のあたりを刺した」と供述している。
また、木村容疑者が施設内での行動について「夜勤の人に怪しまれると思い、エレベーターを使わず、階段で上の階に向かった」と供述していることも判明しました。
木村斗哉の生い立ち

木村容疑者と同じ小学校と中学校に通っていた男性は、小学校時代にその粗暴な一面を目にしていました。
同級生からの証言
- 急に学校抜け出すとか、ちょっと変わっていた
- 中学1年生の時、趣味で防弾チョッキだったり、折りたたみ式のサバイバルナイフみたいなのを学校に持ってきていた
- 中学では剣道部だった
木村容疑者の中学時代を知る男性は「中学校の時は本当に普通に笑って生活してたし、楽しそうにしていたんで、ニュースを見たときにあんな暗い感じなイメージじゃなかったので、この数年間で何があったんだろうって思うくらい。本当に中学校の時は楽しそうに生活していた感じ」と話していました。
木村斗哉の経歴と動機

木村容疑者は若葉ナーシングホームに就職した当初、周囲から「まじめで礼儀正しい青年」として知られており、高齢者への接し方も丁寧で、同僚や入所者からも信頼を寄せられていたようです。
しかし勤務を続けるうちに施設内の過酷な労働環境や慢性的な人手不足の影響を受け、徐々に勤務態度に変化が見られるようになったそうです。
具体的には、無断欠勤が増加したり、精神的に不安定な様子が見受けられるようになったという証言もあり、事件の数ヶ月前には退職してその後は定職に就いていなかったとみられています。
また木村容疑者が施設で勤務していた時期と被害者2人の入所時期が重なっていて接点があったことや、木村容疑者が「2人に恨みはなかった」と話していることが新たに分かりました。
木村斗哉のfacebookを含むSNSアカウントはある?

Facebookで「木村斗哉」という名前で同姓同名のアカウントがいくつかヒットしましたが、本人のものであると断定できるアカウントはありませんでした。
また年齢が20代ということもあり、インスタやX(旧Twitter)も確認しましたが、木村容疑者本人のアカウントを特定することは出来ませんでした。
木村斗哉が通っていた高校は?

木村斗哉容疑者の通っていた高校の情報は明らかになってはいません。
ネットでは様々な高校の名前が挙がっていましたが、同姓同名の別人の可能性があるので信憑性は低いと思われます。
まとめ
今回は、老人ホームで入所者の女性2人が死亡した事件の詳細と木村斗哉容疑者の解説を行いました。
事件現場は老人ホームは住宅街の中にあり、近隣住民は大きな衝撃と不安を感じています。
警察は引き続き捜査を進めています。







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